TOEICや英検を超えて: 本当の英語コミュニケーションを目指して
高いTOEICスコアでも英語を話せないと思ったら カナダ人のネイティブとして、私は2017年頃から日本語を勉強し始めました。最初はトロントで日本人交換学生たちと交流する言語交換グループに参加し、そこから日本語勉強の道を歩み出しました。実は、そこで初めて「TOEIC」や「英検」の存在を知りました。 これが最初に要素として伝えたい点です。これらのテストシステムはたしかに有用ですし、世界を広げる手段になると思います。しかし、これらのテストは、実際に英語での滿足なコミュニケーションとは完全に分離していると思わざるを得ません。 英検とTOEICの限界 たしかに、英検の高級レベルにはスピーキング要素も含まれています。しかし、それらはあくまでも「ルール」に基づいた人工的な英語のシーンにすぎません。同じ質問が問われ、同じ回答が予想されるように構築された「解き方」の世界です。テストよく用いられる英語単語を覚える事に重点を置くため、実際の使用場面では無意味になりがちです。 目的による選択 ここまで言って、私がつらい口を言っているとは思わないでください。一人一人、TOEICや英検の高スコアを目指す目的は違うものです。たとえば、これらのテストは博たな未来の道を開くための段階にすぎないと思っている人もいるでしょう。それはそれで、簡単に言えば「自分の世界解を広げる」ための選択にすぎないので、私はその選択を否定している訳ではありません。 しかし、これからも英語を使って世界と交流したい、やがては勉強で体実を身につけたいと思う人にとっては、TOEICを終えてからの次のステップが重要になります。 次には発音を見直そう 私の健譴な意見として、英語コミュニケーション力を高めるには発音の見直しに重点を置くべきです。アメリカ英語でも、イギリス英語でも、オーストラリア英語でも構いません。発音のルールを学ぶことは、文法を成功に学ぶのと同じことだと思います。 しかも良いニュースがあります。TOEICのテキストの隣に掲載されている国際音梶法「IPA」を使うことです。Wikipediaの「Wiktionary」でも発音の項目で見つけて参考できます。どちらかと言えば不思議なアルファベットに見えますが、これがとても有用です。これは日本語のヒラガナ、カタカナと同じで、一つ一つのルールがいつでも同じ音を表します。 IPAを勉強し始めると、日本語のカタカナが学習に役立ったように、とても便利なことに気付くでしょう。たとえば、Chris [krɪs]とcrease [kris]の違いが分かります。日本語には[ɪ]のバウェルが存在しないため、この違いを認識するだけでも大きな世界が開けるのです。 リソース 私のオンラインプライベートレッスンで英語の発音を指導できれば光栄ですが、コストが高くなりがちなことも理解しています。そのため、無料で利用できるオンライン英語コミュニケーションリソースもいくつかご紹介したいと思います。 加えて、もう1つお勧めしたいことがあります。それは、よく言われることかもしれませんが、「読む、読む、読む」です。できるだけ多くの英語を読みましょう。スマートフォンをオフにして、英語を声に出して読むことに集中してください。これをすることで、脳の複数の領域が活性化され、理解が深まります。それに加え、読むこと自体が楽しいのです!自分の好きなジャンルを見つけて、探索を始めてみましょう。 ちなみに、私自身も逆の立場で日本語の本を読むのを楽しんでいます(もちろん、難しいですが!)。現在、『ジュラシック・パーク』を読み進めています。さて、あなたはどんな本を選びますか? ☺️ ブログ記事の著者について kuri eigoについてもっと知る